働く仲間

0→1への挑戦は、自分を育てるチャンス。「失敗を恐れない」環境で育つ若手の2年間

T.T. サービスソリューションカンパニー サービス開発事業部 メンバー

2024年テクミラホールディングスに新卒入社、研修を経てネオス(株)にて 自社サービスAIソリューションの上流工程(企画・設計・プロンプト設計)を担当

意図したとおりに動かせる技術の面白さ

法人向けの生成AIを活用したサービス開発において、現行のサービスの追加機能や、新しいサービスの企画・開発を担当しています。

技術仕様の調査から、実際にシステムを動かすための開発環境の整備、そしてAIを動かすための「指示書」であるプロンプトの最適化まで、開発の上流工程を担当する役割です。

実は、学生時代は微生物の研究をしており、プログラミング経験はなかったので、開発のキャリアは、入社後にゼロからスタートしました。

学生時代の研究は、自然という自分の力ではどうにもならないものに左右される無力感を覚えることもありました。

しかし今は自分が意図した通りに動かせるコンピューターの世界に、強い手応えを感じています。 もちろん、すべてが思い通りになるわけではありませんが、 自分が工夫したことや学習の成果がダイレクトに反映されるこの仕事は、私にとって大きなやりがいです。まだ世の中にない新しい仕組みやサービスを、自分たちの手でゼロから形にしていく、この仕事に惹かれています。

お客様の課題を解決し、その先の「次世代のプロジェクト」を創造していくプロセスに、魅力を感じています。

実践と探求:ゼロから技術を定着させるプロセス

私たちがいるITの世界は、技術の進歩が非常に速く、新しいものが次々と登場し、これまでの常識や技術が変わっていくことも珍しくありません。未経験からこの世界に飛び込み、新しい技術をキャッチアップしていくのには、苦労もありました。

AIから得た情報をただ鵜呑みにするのではなく、それを実践で使いこなせるスキルとして定着させるためのリテラシーが非常に重要だと痛感しています。

AIから自分が本当に欲しい「正しい回答」を引き出すためには、問いを立てる私たち自身に知識が必要になります。そこで、AIが出してくれたものを実際に動かし、試行錯誤を繰り返すんです。「なぜ動かないのか」「どこがおかしいのか」といった疑問を徹底的に追求し、一つずつ自分で理解を深める。この反復の中で、「どのようにコードを書いたらいいのか」といった、実践的な感覚を養うことができています。

この苦労が、結果的に技術に対する深い理解となり、私たちのソリューション開発の強みにもなっていると感じています。

ノウハウを共有し、挑戦を支えるチームカルチャー

私は入社2年目ですが、配属されてすぐ任された「音声認識AI」の仕様調査のプロジェクトは、プログラムに不慣れな自分には難易度が高く、チームの先輩方に助けてもらいながら進めました。AIの挙動の違いを記録し、チームでノウハウを共有し続ける地道な積み重ねが、実際の製品機能として形になった時、達成感を味わいました。

私が所属しているチームではハイブリット勤務で週3日は出社しています。リモートワークをしていても、コミュニケーションが滞ることはありません。毎朝、上長とミーティングでタスクを確認し、常に進捗状況を把握しながら働いています。

親身になって指導してくださる上長や、仕事だけでなく雑談も気軽にできるフランクな雰囲気があり、技術の進歩に関するトピックもすぐに共有できる風土がチーム全体に広がっています。

技術的なノウハウはもちろん、AIのプロンプトについても、勉強会を開催して共有できる仕組みを模索しています。

今年、後輩が入ってきたことで、人に教えるという立場も経験しています。プロジェクトの途中から参加した後輩には、これまでの経緯や成果物を丁寧に伝える機会が多かったです。

学生時代の実験指導の頃から、専門用語はできる限り噛み砕き、本質的な意味が伝わるよう努めてきましたが、仕事では扱う情報量が多いため、相手の真の理解度を測ることの難しさを感じています。

自分の考えている理解度と、だからこそ、自分の認識と相手の理解に乖離が生じないよう、常に『同じ解像度』で物事を捉えることを意識し、丁寧な対話を心がけています。

集中できる環境で、未来のプロジェクトを創る

私がネオスにいて、仕事がしやすいと強く感じるのは、コミュニケーションの取りやすさです。チーム内では対人関係のストレスを感じることがほとんどなく、それがこのチームの大きな魅力だと感じています。

余計なことを気にせず、目の前の仕事に集中できる環境があるからこそ、私たちは0→1への挑戦を続けられるのだと思います。

特定のサービス開発という具体的な目標はまだ模索している段階ですが、日々のプロジェクトを通じて自分の工夫や試行錯誤が成果に結実することに、大きなやりがいを感じています。仕事の規模や難易度は今後増していくとは思いますが、 技術の進化が激しい世界だからこそ、常にキャッチアップを怠らず、チームと共に成長しながら、社会に新たな価値をもたらすプロジェクトを創出し続けることが、今の私の目標です。